2013
07.27

本日のレッスン内容 7/26 【Mestre Décio 来志木!】

2013年度

今日は奇跡が起こりました!

そして、僕は一生、この日を忘れることはありません。

まだ文章を書き始めたばかりなのに、目頭が熱くなってきたPoliglotaです。

本日の志木クラスには、何と、おとといの7/24(水)にブラジルから来日したばかりのMestre Décioが来てくれて、Mestre自らレッスンを行ってくれました。

さらに、その奥さんのCantoraさんに、ご子息のRyan君、そして、Piedade先生、さらにはMão de Onça先生まで来てくれて、超豪華メンバーが集いました。

本日の参加者は、全員合わせて、過去最高の17名を記録!とにかく、いろんな意味で凄いレッスンとなりました。

では、今回のメストレ来志木記念レッスンを写真と共に振り返りたいと思います。

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(メストレ御一行様、ご到着!)

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(レッスン前の準備タイム)

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(メストレ直々の指導&Mão de Onça先生による翻訳と解説)

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(帯なしの人もメストレを前にして、かなり緊張。。)

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(普段は絶対にあり得ない顔ぶれでのRoda)

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(Rodaスタート、メストレ熱唱。その歌声に聴き入る生徒たち)

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(盛り上がるRoda)

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(Piedade先生のキレのあるJogo)

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本日のメストレによるレッスンは、Armada、Meia lua presa、Meia lua de frenteなどの基本の蹴りに加え、AU、AU de Angola、Primeira negativa → Role → Segunda negativa → Role → Terseira negativa → Role → Quarta negativa → Role、そして、Meia lua de frente → Armadaなどの連続蹴り、そして、二人組での蹴りと避け、さらに避けてからのrasteiraという感じの基本に重点を置いた内容でした。

メストレからのアドバイスは、身体の使い方から、意識の向け方まで、どれも大変参考になるものばかりでした。

僕にとって印象に残ったのは、

「どんな時も音楽を聴きなさい。Batizadoのような緊張するような場所でも、できるだけリラックスして音楽を聴きながらJogoをしなさい。」

というアドバイスでした。

自分が出す技や相手の技を避けることで精一杯の状況になると、音楽を聴くことをついつい忘れてしまいます。そうならないためには、普段のレッスンから、しっかりと流れる音楽に耳を傾けながら練習を行う必要があることを改めて学びました。

そして、メストレが間近で繰り出す技を見て、その熟練した動きを目に焼き付け、できる限り吸収しようと、とにかく集中しました。

でも、まさかこんな日が、こんなにも早くやって来るとは夢にも思っていませんでした。本当に奇跡以外の何ものでもありません。

レッスンの最後にArruda先生も、「Mestreがこの志木に来て下さいました。こんな日が来るなんて想像できませんでした。」と仰っていましたが、それに対して、Mestre Décioは、

「カポエイラとはそういうものだ。」

と、にこやかに答えてくれました。

この言葉を聞いて、2012年9月に志木クラスが始まってからの日々がフラッシュバックし、涙がこぼれそうになりました。

きっと、カポエイラと向き合って日々真剣に取り組んでいれば、その想いや信念は、間違いなく通じるということなのでしょう。そして、我々は今回、それを身を持って体験することができました。

ほんの1年前、毎週通っていた、わくわくどーむでのレッスンが終了することになり、せっかく初めての黄緑帯をもらったに矢先に、もう埼玉でのレッスンは無くなってしまうかも知れないという危機に瀕していたのです。当時、僕を含め、わくわくどーむでカポエイラに出会ったメンバーは相当落ち込んでいました。。

その後、運よく、新たなレッスン会場が志木駅のすぐ近くに見つかり、金曜の夜に2時間しっかりと練習できる体制が整いました。

そこから、Arruda先生を先頭に、Asanoさんご一家や、我々メンバーは、毎週レッスンに励みつつ、チームとしての絆を深めてきたのです。

志木クラスが始まった最初の頃、「いつか、このクラスにメストレが来てくれることを夢見て、頑張っていきましょう!」と皆で話していたのですが、とうとうその日が来たのです。

しかし、これは全て、Samurai先生やTigre先生、Mão de Onça先生、Piedade先生をはじめとする先生方のお取り計らいのお陰に他なりません。

Mestreご家族も、明日からBatizadoが始まるにも関わらず、Tigre先生宅からはるばる志木まで1時間もかけてやってきてくれたわけですから、これは本当に本当に感謝です。

レッスンの最後にRodaをしている時、このレッスンが実現するためには、いろんな人がいろんな形で関わり、それがうまく混ざり合った結果、今のこのRodaという瞬間が出来上がっているんだなぁとしみじみと感じました。

メストレの深く貫禄ある歌声は、レッスンが終わった今も耳に残っています。

僕にとっては、これが黄緑帯の最後を締めくくる、一生忘れることのできない感動的なレッスンとなりました。

 

 

志木クラスの立ち上げに関わることができ、そして、初のメストレ来志木に立ち会えた。

これは本当に幸運なことです。

今日のことを思い出せば、これからの人生において、辛いことがあった時、苦しい時、挫折を味わった時、光が見えずもがき苦しんでいる時に、間違いなく励みとなり、勇気を与えてくれるでしょう。

カポエイラと出会えたことで、僕の人生は豊かで、より楽しく充実したものになりました。

この輪をもっともっと広めて行きたい。

そして、志木がいつか、「カポエイラの街」になることを夢見て、これからも、Arruda先生や他のメンバーと共に、揺るぎない信念を持って、あらゆる困難を乗り越え、地道に活動を続けて行こうと思います。

今日という日を迎えられたことに心から感謝します。

そして、このメストレによるレッスンを実現させてくれた関係者の皆様、本当にありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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